子どもの歯が抜けたときは牛乳に入れる?保存方法と牛乳がない場合の代用品
目次
転倒やスポーツ中の衝突などで子どもの歯が突然抜けると、対処に迷うことがあります。特に外傷で永久歯が抜けた場合は、歯を乾燥させず、適切な状態で歯医者へ持参することが大切です。その際、牛乳を保存に利用できる場合があります。ただし、乳歯と永久歯では対応が異なるため注意が必要です。今回は、抜けた歯を牛乳で保存する理由や方法、牛乳がない場合の代用品について、仙台市青葉区の歯医者 ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院が解説します。
1. 子どもの歯が抜けたときに牛乳で保存する理由
外傷で永久歯が抜けた場合、歯の根の表面に残る組織の状態もその後の処置に関係します。牛乳は歯の乾燥を防ぎながら運ぶための保存液として利用できます。
①歯の根の乾燥を防ぐ
抜けた永久歯を乾燥させると、歯の根の表面に付着する細胞が傷みやすくなります。牛乳に浸すことで、受診まで湿った状態を保ちやすくなります。
②歯の根の組織を保護する
歯の根には「歯根膜」という、歯と顎の骨をつなぐ組織があります。抜けた歯を扱う際は、歯根膜を傷つけたり、こすり落としたりしないことが大切です。
③水より保存液に適している
水道水に長時間浸すと、歯根膜の細胞に影響する可能性があります。牛乳は水道水より細胞への負担を抑えやすいため、一時的な保存に用いられます。
④身近な場所で用意しやすい
牛乳は家庭やコンビニエンスストアなどで入手しやすく、専用の保存液がない場合にも利用できます。ただし、保存した後は早めの受診が必要です。
⑤乳歯と永久歯では対応が異なる
外傷で抜けた乳歯は、後から生える永久歯への影響を考慮し、原則として再植は行いません。保護者の判断で元の位置へ戻さず、抜けた歯を持参して早めに歯医者を受診しましょう。
牛乳での保存は、抜けた永久歯の乾燥を防ぎながら歯医者へ運ぶための応急的な方法です。保存後も長時間そのままにせず、できるだけ早く歯医者を受診することが大切です。
2. 抜けた歯を牛乳に入れるときの保存方法と注意点
抜けた永久歯を牛乳で保存するときは、歯の持ち方や汚れの扱いに注意が必要です。歯の根に残る歯根膜を傷つけないように扱いましょう。
①歯の白い部分を持つ
抜けた歯を拾うときは、口の中に見えていた白い部分の「歯冠」を持ちます。歯根膜が残っている可能性がある根の部分には、できるだけ触れないようにします。
②汚れていてもこすらない
歯に砂や汚れが付いていても、布やティッシュ、歯ブラシなどでこすらないようにします。根の表面を強く触ると、歯根膜を傷つける可能性があります。
③牛乳に歯全体を浸す
清潔な容器に牛乳を入れ、永久歯全体が浸かるようにします。ティッシュやガーゼに包むと乾燥するため、牛乳に浸した状態で保管しましょう。
④牛乳に入れたまま受診する
牛乳に入れた歯は何度も取り出さず、そのまま歯医者へ持参します。牛乳は移動中の保存に使用するもので、自宅で長時間保管する方法ではありません。
⑤口の中の状態も確認する
出血している場合は、清潔なガーゼなどを軽く噛んで圧迫します。出血が続く場合や頭部への外傷が疑われる場合は、全身の状態にも注意が必要です。
抜けた永久歯は歯冠を持ち、根をこすらず、乾燥させない状態で運ぶことが大切です。牛乳に入れた後は自宅で様子を見続けず、早めに歯医者を受診しましょう。
3. 牛乳がない場合はどうする?抜けた歯を保存する代用品
外出先などで子どもの歯が抜け、牛乳を用意できない場合もあります。その際は歯を乾燥させず、状況に応じた保存方法を選びましょう。
①歯の保存液を使用する
抜けた歯を保管するための保存液があれば使用します。学校やスポーツ施設などに備えられている場合もあるため、周囲のスタッフに確認しましょう。
②生理食塩水を利用する
医療用の生理食塩水があれば、抜けた永久歯を浸して乾燥を防げます。塩と水を自分で混ぜたものは、濃度や衛生面の問題があるため使用を避けます。
③唾液を容器に入れて使用する
保存液などがない場合は、本人の唾液を清潔な容器に出し、その中に歯を浸す方法があります。誤飲を防ぐため、子どもの口の中に歯を入れて運ぶことは避けましょう。
④水道水での長時間保存は避ける
水道水は歯根膜の細胞に影響を与える可能性があるため、長時間の保存には適していません。保存方法に迷った場合は、歯医者へ連絡して指示を受けましょう。
⑤代用品を探し続けない
保存方法を整えることは大切ですが、代用品を探して受診が遅れないよう注意が必要です。歯の乾燥を防ぎながら、抜けた歯を持って早めに歯医者へ向かいましょう。
牛乳がない場合は、歯の保存液や生理食塩水などを利用して永久歯の乾燥を防ぎます。保存は受診までの応急対応となるため、代用品の準備に時間をかけすぎず、早めに歯医者へ相談することが大切です。
4. 仙台市青葉区の歯医者 ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院の小児診療について
北仙台駅から徒歩約6分、仙台市青葉区の皆さまに親しまれる、ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院では「むし歯のない未来」を掲げ、小児歯科を通じて子どもの成長に寄り添う診療を行っています。むし歯予防だけでなく、口腔機能や歯並びにも目を向け、早い段階からお口の健康を考えるきっかけづくりを大切にしている歯医者です。
【仙台市青葉区にある歯医者 ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院の小児歯科 4つの特徴】
ポイント①:「むし歯のない未来」を目指す予防重視の取り組み
日々の診療や予防指導を通じて、むし歯やお口のトラブルを未然に防ぐ意識づけを行っています。北仙台駅周辺で小児歯科を探している親子が、楽しく継続して通いやすい歯医者を目指しています。
ポイント②:会員制クラブ「ハーモニーハウス」による成長サポート
『遊びながら育む未来の笑顔』をテーマにした、子どものための会員制クラブ「ハーモニーハウス」を運営しています。お口の正しい育ちと健やかな体づくりを多角的にサポートする、新しい形の小児歯科です。
ポイント③:保育士常駐でお母さんも「自分の治療」に専念できる環境
当院には保育士が常駐する託児スペースがあります。「子どもがいるから自分の通院は後回し」にしていたお母さんも、お子様をお預かりすることで、ご自身のむし歯治療や定期検診を受けやすい環境を整えています。
ポイント④:北仙台駅から通いやすい立地と駐車場完備
北仙台駅から徒歩約6分の場所にあり、駐車場も敷地内2台分(近隣駐車場使用の場合代金は負担)完備しています。イオンモール仙台上杉近くの通いやすい立地で、お買い物帰りなど生活リズムに合わせて通院をご検討いただけます。
仙台市青葉区周辺で小児歯科に対応した歯医者をお探しの方は、ぜひママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院へご相談ください。子どもの成長段階に合わせたケアから、ご家族の「噛む」を守る総合診療まで、丁寧に寄り添い進めてまいります。
まとめ
子どもの永久歯が外傷で抜けた場合は、歯の根を触ったり乾燥させたりせず、牛乳や歯の保存液などに浸して歯医者へ持参することが大切です。牛乳がない場合は、生理食塩水などを利用する方法もあります。また、乳歯は永久歯と対応が異なるため、保護者の判断で元の位置へ戻さず、歯医者に相談しましょう。子どもの歯が抜けたときの保存方法や牛乳での保管についてお悩みの方は、仙台市青葉区の歯医者 ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院までお問い合わせください。
【院長】 高見澤 哲矢(ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院 / 歯科医師)
【略歴】
・1993年 高見沢歯科勤務
・2003年 たかみざわ歯科オーラルヘルスケアセンター開院
・2008年 クリニックF&Tとして移転開院
・2016年 医療法人CFT設立
・2019年 ママとこどものはいしゃさん 仙台上杉院開院
【資格・所属学会】
・歯学博士
・東北大学大学院歯学研究科 口腔修復学講座 歯科保存学分野 臨床准教授
・日本歯内療法学会 研修委員会 委員
・アメリカ歯内療法学会 会員
・ペンエンドスタディクラブインジャパン 会員
・Dentsply Sirona 公認インストラクター
・仙台市立鶴谷東小学校 歯科校医
・はなぶさ幼稚園 園医